はじめての空撮

生まれてはじめての超ハイテク・ドローンであるPhantom4の撮影は本当にヤバイ体験でした(^3^)/

正直、久々の感動体験でした。撮影人生20年以上経ち今さら目から鱗が落ちるような体験は撮影ではないと思っていたので本当にビックリです。以前ついた東映の戦隊モノの映画で、戦闘のクライマックスをInspire(Phantomの業務用ドローン)で撮影していた時は本当に羨ましい限りでしたが、こうして自分で実際にドローンを購入し撮影してみると感動的過ぎて、今もその興奮がとまらない程です。

以下、自分が体験したこの今世紀最初の名機『Phantom4』の素晴らしい点をまとめて見ました。

◼不安定な空中での飛行撮影なのに、何故か不思議なことに撮影した映像がまったく全然ぶれません。(3軸ジンバルとか、何故ぶれないのか言葉としては理解していましたが、これ程まで完璧に安定した映像を撮影できるとはまったく思いませんでした。)本当に、まったくブレないんです。三脚を使用し、スタビライザー機能のついた一眼でムービーなどを撮影していても、ちょっと風が吹いただけで少しず画面が揺れますよね?!そんな、ブレが空中での撮影なのにまったくないのです。

◼30Pですが4K動画が撮影可能なこのPhantom4。その映像の美しさはSonyの業務用のNXシリーズなどを優に凌ぐ美しさです。意外に知られていないかもしれませんが、Phantomシリーズやインスパイア、osmoなど立て続けに名機をリリースしているDJIは中国の会社です。一昔前まで中国製といえば不安要素ばかりで、良い印象など微塵も無かったものです。もう日本のテクノロジーを完全に凌駕する所まできています。(開発者や研究者の中に日本人はかなりいるらしいです。)この半端ないPhantom4の衝撃、この値段でこれだけハイレベルなマシーンを生み出してくれたことに感謝したい程、素晴らしい撮影機材です。

◼リモートコントローラーの指示通り的確に動く。自分は今までラジコン類を触ったことは殆ど無かったので、このリモートコントローラーの正確なコントロールにはただ感動するばかりです。まだ試してはいませんが、GO HOME機能というのがあって、Phantom4を起動するとウォーミングアップ中に自動でGPS信号から離陸地の位置を記憶します。500m程飛ばすと、機体は目視では認識できない程小さくなってしまいますが、このGO HOMEボタンをポチれば、なんと自動で自分の所まで戻ってくるのです。一度、リードがはずれたとたんに何処までも遥か彼方まで走り続け、なんとか近所の人に捕獲されるまで戻って来なかった可愛しいお馬鹿犬ポテチ(家のペット。食いしん坊の娘が着けたポメラニアンらしからぬ名前)より余程利口です。

◼まだ試してませんが、人物などターゲットをモニターでタップすると、自動で障害物などを回避しながら追跡撮影してくれます。これ、映画などの逃走犯などを追うシーンで絶対に使えます。ヤバイ時代です。今の時代、ハード的には相当な破格値で映画を撮影することが可能です。

◼もちろんMV(音楽のプロモーション・ムービー)を撮影する時には絶対に必要です。今まで撮影した作品も、Phantom4を使用して取り直したい程です。