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奇祭巡礼

メディア放映歴
【2012年6月2日/TBSテレビ放映作品】
【2016年6月24日/青森朝日放送『夢はここから深夜放送 ラッキー』】
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作品情報

◆ タイトル:奇祭巡礼
◆ サブタイトル:アジア編
◆ キャッチ:全身に泥を塗り、裸で踊り、炎を喰う!人間が奏でる壮絶な命の記録
◆ 発売日:2012年5月31日
◆ 上映用貸し出し価格:NPO法人とボランティア団体  1500円 / 学校やその他の教育団体  2980円 / その他一般  5000円
◆ 映像の一部使用権の価格:10分まで7980円(税込)
◆ 品番:MNV-304
◆ JANコード:4582276673042
◆ 製作年:2012
◆ 製作国:日本
◆ 画面サイズ:16:9
◆ ディスク仕様:片面1層
◆ リージョンコード:ALL NTSC
◆ 音声仕様:DOLBY DIGITAL
◆ 字幕数:0
◆ 収録時間:85分
◆ 製作・著作:学びの園/2012
◆ スタッフ&キャスト名:プロデューサー・MUSHIWOMEDERU/監督・中村泰仁/撮影・小林智&中村泰仁/編集・海空山

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インドでは全身に灰を塗りたくった裸の男が舞い踊り、男根を棒に巻きつけ神へ感謝の祝詞を奉納し、タイでは新年を祝うために水責めバトル・フィールドと化した街で、誰かれかまわず泥や水を掛け合う狂喜の祭りが繰り広げられる。またインドネシアの祈祷師達は完全なトランス状態の中、奇妙な咆哮をあげながら裸足で真っ赤に燃えたぎった炭火の上をねり歩き、炎を食い、踊る。また死者をも出す台湾の奇祭では、会場に集まった群衆に向けて数十万発もの強烈な爆竹ロケット花火が一直線に撃ち込まれ、人々はその炎の熱と痛みを全身で浴び厄を払い新年の幸福を願う。これら地球のエネルギーを凝縮した奇祭は観る我々の魂をも浄化する。

【内容】
■とってもユニークな奇祭/ピーターコーン【タイ】
タイ族が信仰するアニミズムの精霊ピーの世界観を見事に具現化したお祭りです。雨季が始まる時期に雨がたくさん降ることを願い、五穀豊穣を祈願する雨乞いの祭りです。タイ人の精霊崇拝はとても強く、今でも国、村、個人の盛衰、不幸、病気、天災などはピーに関わるものと理解されます。実際に建設工事などで死者が出た時などは、土地神よりも強いとされる神の祠を建てます。男根を持ったお化け達、民族衣装で着飾った幼子や娘達が街を踊り歩くこのタイ族独自の世界観はそのユニークさによって私達の心を浄化し、とても愉快な気持ちにしてくれます。

■呪術的奇祭/サン・ヒャン【インドネシア】
人と精霊、神、宇宙との交流が舞踊を通して行われるこのバリ島のガムランは、その魔術的な力によって日常的な空間を非日常的な時空間に変えてくれます。そして人、村、島の災いや不幸を取り除き、神の霊とシンクロします。ここにあるサンヒャンは観光客向けのものではなく呪術的な憑依舞踊祭で極めて秘儀性の高いものです。地下の悪魔に儀式を邪魔されないよう生贄である生きた鳥を捧げます。トランス状態になった人達が燃えたぎった真っ赤な炭火の上を裸足でねり歩き、蹴散らし、鳴り止むことのない民族楽器の中、その炎を口に頬張り、素手で火を消し、咆哮します。コズミック・エネルギーと同調できる者だけが舞い踊るシャーマニズム的奇祭です。

■狂喜の水掛奇祭/ソン・クラーン【タイ】
そもそもは純粋な新年のお祝いで、年配の家族を香りのついた水で清め長生きを願うものでした。それと同時に蛇の神『ナーガ』に新年もたくさん雨が降るように祈願するものでしたが、近年水掛け大無礼講祭に変質しました。特にここに描かれたバンコク・カオサン通りのそれは強烈で、氷を入れられるタンク付き水鉄砲、ホース、バケツとありとあらゆる水責め道具による激戦がいたる所で繰り広げられます。水で衣類がぴったりと肌についた若い娘に手招きされ、ひょいひょい近づくようものなら泥のようなものを顔中に塗りたくられ、頭からもドロドロの泥水をかけられます。また夜になるとバンコクっ子達の夜遊びスポットRCAに数万人もの酔っ払いが集い、メコンウイスキー片手に踊りながら再び水を掛け合い狂喜の新年を向かえます。

■世界最大の奇祭/クンブメーラ【インド】
世界最大の参加者数を誇る奇祭『クンブメーラ』は、資本主義という俗社会のワクの中で生きることをやめた世捨て人・サドゥーを中心に5000万人(日本の人口の約30%近く)もの人々が3年に一度、ヒンドゥー教の聖なるガンジス河の辺に集い行われる祭りです。それは人類がなくしてしまった自然界との調和をとりもどすためのものです。この祭りは何千年もの歴史を持つもので、神々と悪魔がアムリタ(不老不死の甘露)の入った壺(クンブ)を奪い合う戦いの途中で4滴の雫が現在のお祭りの開催される場所に落ち、それを祝うものとされています。太陽と月、地球の配置がそのアムリタが落ちた時期と同じになった時、宇宙の根源的力が地上の聖地を流れるガンジス河に甦るとするヒンドゥー教的世界観の中、人々はこの時期に全ての汚れや罪をガンジス河で洗い流し、この自然や地球、そして宇宙との調和を取り戻します。全身に灰を塗りこんだ全裸のサドゥー達は男根を露に歌い踊るこの空間は、管理社会に生きる我々からみれば無法地帯のようにも感じられるが、5000年以上もの長い時間軸と共に生きるヒンドゥー教徒達のこのお祭りは私達に、今この瞬間も天地創造の瞬間と同一の曼荼羅上に存在することを教えてくれます。

■アジアで最も危険な奇祭/イェン・スイ・フォン・パオ【台湾】
フルフェイスのヘルメットの着用なしでは参加できない、このイェン・スイ・フォン・パオは何人もの死者を出している怪我人あたりまえの爆竹ロケット祭りです。心臓病、高血圧など持病のある方は参加できないこの危ない奇祭の起源は、1885年このイェン・スイ一帯に伝染病が蔓延し、多くの人々が命を失った時だとされています。人々は武廊の神を乗せた神輿を担ぎ、爆竹を鳴らしながら疫病払いをしたのがその始まりだとされています。現在は毎年、厄払いのお祭りとして行われ爆竹ロケットの爆音と火を浴びることによって汚れを落とし、新年の無病息災を祈願します。小学校の校庭などの広場に設置された数十万発もの爆竹ロケット花火は、会場に集まった群衆へと一直線に撃ち込まれ、カメラの保護レンズを打ち砕き、服を焦がし、ヘルメットの隙間に突き刺さり、四方八方へと飛び散ります。人が作り出す壮絶な火花の物語が観る私達の魂を浄化してくれます。

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